・アキバの歴史を語るに外せない『萌える都市アキハバラ趣都の誕生(AA)』が増補版として幻冬舎文庫から登場
この本が最初に発行されたのは2003年。この頃はまだアキバブームは起きておらず、メイドカフェと呼べるのもキュアメイドカフェ、メイリッシュ、3店舗に過ぎませんでした。増補版ではアキバブーム以降の秋葉原が語られていますが、注目は「趣味の対立」。かつて趣都としての秋葉原はPCを中心にさまざまな趣味を持つ人たちが集まることができたのに、趣味単位で対立しあう。趣味の対立だけではなく、ヲタと観光客、旧メディアとネット・・・それが秋葉原でぶつかり、象徴的な出来事として秋葉原の連続無差別殺人。
「オタクしかいないというところに休憩所としての価値があったはずのメイド喫茶は、見物客の好奇の視線で充満する、オタクにとってはもっとも危険な場所になりかわった」
・ぴなふぉあ2号店、移転のため14日最終営業
移転先は未発表も外神田3丁目内での移転になりそうです。
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