7月1日にヲタ芸を打てるメイドカフェ「mistyheaven」がプレオープンとなりました。プレといっても入場に制限があるわけではないよう。ヲタ芸が打てる理由は店内にステージがあり、お客さんがメイドさんに歌をリクエストする(1曲500円)するとメイドさんが歌を歌い、それに合わせてお客さんがヲタ芸を打てるため。一応のルールとして椅子に座ったままのようだけれども、その椅子は折りたたみとなっているため、オールスタンティングでのヲタ芸ライブも可能かもしれません。

　メイドさんを含めた取材は後日を予定しています。プレオープン初日分として・・・お店は旧魔法のティールーム跡地、2階はメイド美容室のモエシャン、向かいには芳林公園があります。店内は狭く、秋葉原のメイドカフェの中でカフェ機能があるカフェ専門店としては最も狭い部類となります。

　元々ステージのあるイベント型のメイドカフェと聞いていましたが、肉じゃがや野菜炒めなど家庭的なメニューがあって驚きでした。また秋葉原の名物肉の鈴鹿のりんごコロッケがあります。肉の鈴鹿さんが平日の18時までの営業のため、平日の夜や週末にしか秋葉原にいけない人にとっては幻の名物ですが、平日の夜にこのコロッケが食べられるのであれば、それだけでも価値があります。

　さらにはメイドカフェで定番ともいえるオムライスも。メイドさんが目の前で文字入れをしてくれます。

　中にいるときにステージタイムがありました。DVDに合わせて歌うスタイルで、声優の曲がおおかったように見えます。他店のメイド経験者が多いようで、そのメイドさんのファンがヲタ芸で場を盛り上げるというもの。今の段階はプレですし、どうのこうののレベルではないのですが、芸能活動をしているスタッフも多く、AKB48劇場やめいどinじゃぱんのようにファンがメイドさんを育てることのできる劇場型のカフェになるといいですね。

　取材メモ：レジ横に月蝕歌劇団による寺山修司の演劇のチラシが置いてありました。スタッフの有村深羽さんが出演されるようですが、秋葉原に縁のある方としてはストリートライブをしたりおぎメイドでメイドさんをすることもある井万里きよあさんの名前もありました。新宿のゴールデン街あたりでよく見かける種類のチラシでしたが、アキバの電気街、メイドカフェでは新鮮です。