「秋葉原」外神田7丁目のキセキ
      

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ミアグループがキャンフルに宣戦布告!?日本メイド喫茶共同組合を設立

 ミアグループが中心となって日本メイド喫茶共同組合が誕生した。メイド喫茶などのコスプレ・メイド事業者のための非営利支援団体とのこと。これによりメイド系ショップの支援団体としては日本メイド協会、秋葉原メイド防犯組合に続く3つ目の団体となる。

 今回、この組合を知るきっかけとなったチラシには「日本メイド協会は完全な営利団体で、現在メイドカフェを経営していません」「日本メイド協会は業界全体の発展に直接寄与するとは考えられません」「日本メイド協会へ健全経営を行っているメイド関連事業者の賛同は皆無です」と、キャンフルの「日本メイド協会」に対して、なかなか攻撃的な文章が並んでいます。

 現在、組合の暫定サイトには特に情報はなく、チラシを見た限りでは内容はよくわからなく、メイドカフェ取材窓口としての役割が強く感じるもの。ミアグループ以外のメイド系事業者の名前はありません。ということは、この組合はミアグループの窓口として単にチャネルを増やしただけ、と受け取ることもできます。

 一方で、キャンフルの代表の小野氏はmixiの自身の6月30日の日記において、「刷り込み」というタイトルで「「いいことしか言わないニュース番組」 を、作ってくれないかなー」と書いています。産経新聞や朝日新聞に載った記事は「いいことしか言わない」のではなく、大本営発表的な嘘の情報が記事となった背景があり、そういった対応が、日本メイド協会の価値を下げる要因となってしまっています。

 日本メイド協会が私利的な部分が多く感じられ、日本メイド喫茶共同組合を生んだ背景にあるのは間違いないようですが、あまりにも対決姿勢が強くみえるといいイメージはありません。

 外神田7丁目のキセキではよいことはよいと、悪いことは悪いと書こうとしています。その代わりできるだけ客観的な情報を元に。メイド団体の必要性を感じつつも、現段階では日本メイド協会、日本メイド喫茶共同組合どちらがよいということは言えず・・・動きは追いかけたいと思います。1店舗月4000円と仮定すると200店舗でも月80万円、個人会員が1000人集まっても年300万円程度。ペーパーの発行や管理を入れると団体自体はそうおいしいビジネスではないのですが・・・。会員情報の方に価値を感じているのかな?

 ミアカフェの常連によると「ミアクオリティですから、本気で取り組むとは思えません。日本メイド協会と共倒れになるのでは?狭い業界内で対立の構図が見えるのは哀しいことだけどね。それよりも深夜営業を安定して行ってください。午前3時に本日深夜営業やっています、というメルマガが来ても行けません・・・その日はたまたまお店に行けましたが」というコメント。

(2007/07/01)

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